世界中であなたの身の回りにでも、奇跡はそこら中で起こっている。それではなぜ、私たちは奇跡をみることがないのだろうか。
というより私たちは、奇跡を見ることができるのだろうか。
奇跡は見る人にとっては簡単なことだけれど、見ない人にとっては全くないものだろう。見ない人は見る目、がないのだから。目の前でそれが起こっても、奇跡だと認識できない。
カードを操るものが適切にそれを出しても読めないのと同じこと。
見る目を持つものと持たないものの違いは何を求めるかによる。魂の飢えを知っている者は過敏である。うまくやってきた者が見過ごす日常の中に自分が求めるものをすぐに見出す。
そも、奇跡とは魂が震えるもの。自ら体験するもの。
奇跡を見る方法とは魂の飢えを知ること。そして満たされない自分を嘆くこと。謙虚に頭を垂れて待つこと。
奇跡を見る方法はそれが全てなのだから。